02「お返し」の作法

◆新作法◆香典返しは品物よりも心を込めた手紙を

「香典返しはほんとうに必要か」では、品物を返すかどうかはたいした問題ではなく、遺族にとっての「喪の作業」として香典返しの作業がたいせつなのでは、という考え方が出ました。
たしかに、遺族にとって心の整理が少しはつきはじめる四十九日ごろに、なんらかの「喪の作業」があるのは必要なことだと思います。
その作業としては、「手紙を書き送る」のがいちばんいいのではないか。遺族にとっても心の整理になるし、受け取るほうにとっても近況が聞けて安心するものです。

一律に「香典返しのタオルを送る」といった習慣は、やめませんか。手紙はぜひ送る、どうしても品物を送りたい人にだけ品物を送ればいい、としませんか。

 コメント

同感です。お葬式に伺った後、遺族の方はどうしているかな、と気になっていて、香典返しに同封されたお手紙は一生懸命読むことが多かったものです。手紙だけとすればシンプルだし、お礼の気持ちも伝わることでしょう。
ただ、例えばいま両親のどちらかが死んだら、もう1人の残った親と話し合って、そのようにスムーズにできるかな?とちょっと不安がありますが…。まだまだ今までの習慣にとらわれがちなうちの両親です。

投稿者 mogura : 2005年09月10日 22:51

私もいい作法だと思います。
気持ちの伝わる手紙をいただいたほうがとてもうれしいです。それ以外は何もほしくありません。安くても自分の好みにあうものに囲まれて暮らしたいと願っている私には不要なものが多いです。
事務的に一律に贈られたものは、もらってもほとんどの場合、次のバザーまでどこに片付けようかとおき場所に困る。

ただ、物が不足していて何を贈られてももありがたかった親の世代には理解されにくいだろうなと思います。
親の世代の人がかかわる葬儀がほとんどで、そういった価値観の隔たりをうめる努力をする気力が残っているかどうかは疑問です。新しい作法が親世代に周知されて理解されることを願います。

100円でたいていのものが手に入る時代、そしてごみ問題が深刻化している時代ですから、贈る相手のために吟味したもの以外は贈らないという価値観が浸透するといいなと思います。

投稿者 hazuki : 2005年09月13日 23:43

以前、お父様を亡くした友人は、お香典は福祉団体に寄付をしましたという挨拶状(印刷のもの)に、一筆箋に一言近況を書き同封してくれていて、とても胸を打たれました。(そのときの喪主は彼女のお母様でした。)
親の世代との価値観の差は、確かにありますが、香典返しに限らず、冠婚葬祭は、自分ひとりの考えでことを運ぶことのほうが少ないものですよね。周りの人の考えも尊重しつつ、できる範囲で、気遣いに対する返礼ができればと考えます。
機械的にものを送ることになっても、「タイミングを逸するよりは」と考えるのなら、それも一つの方法ですしね。

投稿者 ビリー : 2005年09月20日 22:27