「お返しはなしで」と言われても返すのは
贈る側に立つと「お返しはいらないのに」と思えても、現実に贈り物を受け取った側に立つと「口だけで遠慮しているのかも」「それでも返しておけば、喜んでくれるだろう」と考えてしまい勝ちなようですね。
私は「お返しはいらない」と伝えたのに返してくる人って、つきあいづらい気がしてしまいます。だって、その人はふだんから「言葉と本音が違う」わけでしょう? こちらも本音で話しづらい気がしてしまうわけです。
さて、あなたは「お返しはいらない」と言われたのに返すのは、礼儀の範囲内と考えますか?
コメント
遠慮しているだけなら礼儀の範囲内かもしれませんが、本当にほしくない・もらうのは迷惑、という人にとっては、やはり失礼でしょう。そして、「本当にほしくない」人はけっこう多いと思うので、「いらないと言われたらお返しはしない」のを原則にしたいと思っています。
ところで、
>だって、その人はふだんから「言葉と本音が違う」わけでしょう?
というわけではないような気がします。
上記とは逆の例になりますが、「お返しはいりません、と口では言いながら、もらうと喜んでいる」人の本音は、「お返しがほしい」ではないと思うんですよね。
買物をして「オマケに期待してはいないけれど、ついていたら(いいものだったら)嬉しい」みたいなことって、ありませんか。その程度のことだと思うので、「つきあいづらい人」と決めつけなくてもいいのでは?
投稿者 編集N : 2005年07月20日 15:30
たしかに。「わざわざお返しをしてもらわなくてもいいわ」と本気で思っていても、すてきなものが返ってくるとうれしかったりもしますね。「言葉と本音が違う」のは、ある意味、よくあることなのかも。
もしかして、私が「つきあいづらい」と感じるのって、「言葉と本音が違う」からではなくて、その人はけっきょく自分のしたいようにしかしない人だから、という要素があるような気がしてきました。私の「いらない」という気持ちには関係なく、お返しがしたいからするわけだから。
私は、この新作法で「贈りたいから贈るでいい」と言っていますが、このへんがむずかしいですね。まず自分が「贈りたいかどうか」を自覚して、そのうえで「相手のためには、どうしたらいいか」を考える。この2つのステップが必要なのでしょう。
投稿者 辰巳渚 : 2005年07月21日 11:55
贈り物に即お返しという習慣を、まず何とかしたいものですね。私も、特に身内には本心から「お返しはしないでね」と言うことが多いですよ、お互い様ですもの。でも、それだけではすまない間柄の場合、お気持ちだけは頂いてまずはお礼状を出す。そして「お返し」というタイミングではない別の機会に、(旅先で美味しそうなものを見つけたときなど)さりげなくお贈りするようにしています。
投稿者 武内 純子 : 2005年07月21日 15:02
そうですね。お返しは「贈りたいから贈る」という気持ちとは少し違う意味合いがあるんですよね。
「いただいたんだから返さなくっちゃ」って、慣習にしばられている部分の方が多い。
お返しを期待して贈っているわけではないのに。
もらう側に立つと、「お返しはいりません」と言われても、もらいっぱなしのようで何だか落ち着かない。
(長い目で見ればそんなことはないんだけども。)
気持ちよく贈り物をもらうのは中々難しいのかもしれませんね。
先日、近所の方から香典返しをいただいたのでお礼を言ったら「しきたりですから」と言われました。
う~ん、しきたりで貰ってもなあと改めて違和感を感じました。
贈り物は、気持ちのやりとりをするわけですから、しきたり云々のお返しはもう止めたいなあ。
少なくとも「お返しはいらない」と言われたら、素直にありがとうと言いたいし、言ってほしいと思います。
投稿者 mokuren : 2005年07月21日 23:03
しきたりとしての「お返し」は本当になくしたい作法のひとつです。
若い頃は「お返し」という習慣にそまってはいませんでした。贈り物をいただいたら別の機会に贈りたいときに贈る程度のもの。
それだけに素直にいただいたものを喜び、その喜びをどうやって相手に伝えようかと考えていたように思います。
「お返しはいらない」って言ったのに即お返しされたら自分の気持ちが無視されたような気がしてがっかりするかもしれません。
投稿者 hazuki : 2005年07月26日 23:10
淡路島のうちの方では、昔から、季節の作物や獲れた魚をもらったり・お世話になったり のお返しを年末やお盆にする習慣があります。それと同じようなもので、お返しナシというのは特別近しい関係以外では、難しいのではないでしょうか。
投稿者 hiloo : 2005年08月02日 21:58
「お返しはいらない」といわれ、真に受けて酷い目にあった若い頃の経験があります。今は、相手を見極めて返す方には速攻返しています。まず、上司の奥様で、高学歴、プライド高く、尚且つ
お茶などの伝統芸能系のお稽古事をなすっていたら、お好みの物を素早く返さないと夫が悲惨な目に合い、本当に将来真っ暗。
友人間は、もっとゆるく付き合って平気で「いらない」と言ってますけどね。社宅などに長く居ましたから、怖い話も一杯見聞きしました。一筋縄でいかないから、作法をもう一度しっかりと考えなければならないと思います。どれが正しいと言う事は無いのでしょうけれど、自分はどういうスタイルで生きていくのかと言う事でしょうか・・・。
投稿者 かぼちゃプリン : 2005年08月04日 17:23
hilooさん、淡路島だとのことですが、都市近郊と違って生活と贈り物が密着しているように感じました。季節の作物や取れた魚をやりとりするのって、「(儀礼の)お返しはなしで」というのとは別の感じがします。うらやましい。
これも印象ですが、かぼちゃプリンさんのたいへんな経験の相手は、儀礼がとっても大事な世界に生きている人なんでしょうね。
>相手を見極めて返す方には速攻返しています
これも、大人の作法だと思います。
若いころはこういう融通が利かなくて、いちいちひっかかっていたんですけど、さすがに今は私も「返さないと面倒な相手にはすぐ返す」ができるようになりました。
作法は相手次第だからややこしい。
投稿者 辰巳渚 : 2005年08月05日 12:49
>返す方には速攻返しています
確かに、こういう方には「速攻」のタイミングが重要とみました。
品物選びにこだわって遅くなるより、ほどほどのものでいいからパッと返してしまう。
>「返さないと面倒な相手にはすぐ返す」
「返さないと面倒な相手」は、「返しておけば面倒はない相手」ともいえますよね。
投稿者 編集N : 2005年08月05日 13:21
個人的な話題で恐縮です。
昨年、ある知人(以下Aさん)が結婚しました。
その方は事情で地味婚だったので、「欲しいものがあったら言って」と言って、希望のものをプレゼントしたんです。
Aさんと共通の知人(以下Bさん)がこちらにメールで「披露宴に招待されなかった場合のお祝いの目安は? 」と聞いてきたので、「このくらいでは」と伝えておいたんです。
それから、数ヶ月が経って、Bさんより「Aさんから、お祝いのお返し、まだ来ないんだけど」とのメール。
Aさん及びAさんを良く知る知人からの話によると、Aさんのお家は、人付き合いに対して非常にドライで、いただいたモノに対する御礼はしても、「お返し」をする習慣がないのだとか。
私は、「Aさんは、事情で地味婚だったし、別にお返しが欲しくてお祝いをあげたわけではないから」と思っていたのですが、Bさんが直接Aさんに尋ねたのではなく、こちらに探りを入れるような感じで聞いてきたのが少々腑に落ちなかったのでした。
さすがに、いくら気の置けない知人でも、「結婚祝いのお返しは」って聞くのも失礼だと思ったのかもしれないけど....
こちらも、さすがに「Bさんから、かくかくしかじか...」とは訊けませんでした。
投稿者 葉桜 : 2005年09月24日 12:24
葉桜さん、こういう実体験のお話は貴重です。
ところで、Bさんは「不愉快」という感じだったんですか? それとも、気に入らなかった、届かなかったなどの事情があるのか心配している感じでしたか?
葉桜さんは、気にしていなくても「お返しはないわけね」くらいにはひっかかりはあるのかしら。
投稿者 辰巳渚 : 2005年09月24日 13:18
私の方は、「自分の結婚式の時に、Aさんは来てくれたし、事情が事情なので...」って感じで全く気にしてなかったんですよ。
モノを差し上げた場合は、御礼はないものだ、と(目上の方にお中元やお歳暮を差し上げると、とりあえず、お礼状が届くので、モノに関しては「お礼状」や「御礼の電話」が来るもので、「お返し」は来ないものだと思っていたんです)勝手に思い込んでいたのも大きいのですが。
Bさんの場合は、心配半分・不愉快半分、といったところでしょうか。
投稿者 葉桜 : 2005年09月24日 15:14
葉桜さんは、葉桜さんからAさんに「Bさんがお返しがこないって、心配していたわよ」とは言いにくい、というコメントを書いてくれました。それは、葉桜さんのやさしさですよね。
では、この場合、みなさんならどうしますか。もちろん、相手によりけりのことではありますが。
私なら、Aさんがドライで話のわかる人だと思えたら、教えてあげるかな。
だって、教えてあげなくてBさんがずっとAさんのことを悪く思い続けるよりも、Aさんが一時的にショックを受けてもBさんとの関係を修復するチャンスがあるほうがいいと思うから。
投稿者 辰巳渚 : 2005年09月27日 09:55