05「服装」の作法

夏には「ノーネクタイ・ノー上着」は定着するのか

思い起こせば、大平元首相が「省エネルック」を提唱してから30余年、夏になると「なぜビジネスマンは、この暑いのに上着とネクタイを手放さないのか」と議論されてきたように思います。今年になって、小泉首相もいきなりの「名称公募」。サプライズのつもりなのかもしれませんが、職場の服装はかなり自由度が高くなっているこんにち、どうなのでしょう。夏場にネクタイを締めて上着を着ている人は、好きで着ているのでは? 真冬にノースリーブ、あるいはヘソ出しでいる女性は好きで着ているのだと思いますが、あれはOKなのですか? 男性の本音と女性の意見を教えてください。

 コメント

夫が研究所勤務の時、他の多くの男性はラフな格好で出社しているにもかかわらず夫はスーツにネクタイで出社しロッカーで着替えていた。(夏場でも)
彼は好きでスーツスタイルを通しているのであって他の人がラフであろうと全く気にしていない様子。
ネクタイもシャツもこだわって自分で買い毎日選んで着ているわけです。一律のルールができたらがっかりするでしょう。
まちがいない。

投稿者 hazuki : 2005年04月19日 11:21

hazukiさん、「ロッカーで着替える」ということは、スーツスタイルは通勤着であって、職場着ではないわけね?
もしそうだとすれば、「なぜビジネスマンは(=職場の服装は)夏場もスーツにネクタイなのか」という話とはちょっとずれているような?
何に着替えるのかとか、仕事で外出する機会はどの程度あるのかとか、状況がわからないので、なんともいえないけれど。

投稿者 編集N : 2005年04月19日 12:08

失礼しました。文章が足らなかったです。
現在夫は事務職でスーツスタイルが当たり前の職場にいます。
上記コメントは、彼がいかにスーツに愛着を持っているかという話だけになってしまいました。
「なぜビジネスマンは(=職場の服装は)夏場もスーツにネクタイなのか」の夫の答えは「好きだから(自分が着たいと思っているから)」が一番のようです。だからといって他人のノーネクタイを否定している様子もありません。
ただ、堀江社長の服装に対する年長者の批判の声を聞くと一度、ノーネクタイでも失礼ではないという新しい常識を強制的に作らないと一般のビジネスマンの服装の自由化は図れないのだろうかとも思うのです。

投稿者 hazuki : 2005年04月19日 16:28

ダンナの場合は好きでスーツを着ているということではないみたい。夏は暑いし冬は寒い、よく文句を言っています。それでもスタイルにはいろいろこだわりがあり、最近まではシャツをクリーニングに出さないと気がすまなかったのです。「いまどきノーアイロンのシャツもたくさんあるし、みんな家で洗ってるよ~」といって家で洗濯、アイロンにしましたが、ピンッとしていないとイヤなようです。
保守的な業界で働いているので、初対面の人に与える印象を考えているのでしょうが、それだけじゃなく着心地の問題なのか、と思うことも。 ピンとしていると仕事モードに入れるということなのかもしれません。保守的な人なので、なかなかスタイルは変えられないようです。

投稿者 mogura : 2005年04月19日 23:33

伝聞ではない、男性の生の声が聞きたくなってきますね。

「ネクタイは好きで締めているんだ」のか、「本当は暑くて嫌だけれど仕方ない」のか。
あと、夏の暑い時期にスーツ+ネクタイでない相手に会ったとき、「失礼なやつだ」とか「不愉快」とか思うのかどうか。

サイト運営チームの一員としては、男性の書き込みを待望します。

投稿者 編集N : 2005年04月19日 23:48

ネクタイ+スーツで仕事をするのは、自分自身の「よりどころ」だからです。昔は、よりどころが沢山ありました。枠組みと言い換えても良いと思います。毎月給料袋に入った給料が家族の下に運ばれ、「その枠組み」のなかで今月も生活することが、暗黙のうちに了解されていました。給料袋から振込みになり、給与明細がパソコンの画面表示になり...「給料をもらう」ことが実感できなくなってきています。給料を現金でもらえたとすれば、もっと大切に使うと思います。便利が進むとボーダレス化が加速され、「従来の枠組み」が消えていきます。ネクタイ+スーツは、「スーツを着て仕事をする」種族に属していることの証です。CX日枝会長vsホリエモンの構図は、古い体制vs新勢力の様相を呈していました。スーツvsTシャツ、因習vs自由。我々スーツ種族の多くがホリエモンを生理的に受け付けないのは、我々の枠組みを壊される危機感を持ったからです。お願いだからスーツを着て通勤させて!「実感」をこれ以上取り上げないで!と、思ったからにほかなりません。生活にかかわる様々な仕組みそのものが変化しないと、夏場のノーネクタイの実現は不可能だと思います。

投稿者 男性A : 2005年04月20日 13:06

男性Aさん、投稿どうもありがとうございます。

>お願いだからスーツを着て通勤させて!
>「実感」をこれ以上取り上げないで!

この実感ある言葉、なーるほど、という感じです。hazukiさんの

>一律のルールができたらがっかりするでしょう。
>まちがいない。

もリアリティあふれる指摘でした。
ほかの男性を見て、「ネクタイ取ればいいのに」「上着、脱げばいいのに」と思っている男性からの投稿があることを期待しつつ。

投稿者 辰巳渚 : 2005年04月20日 16:55

30年間、ノーネクタイ・ノー上着

 社会に出てから約30年経とうとしているけど、基本的にはずっとノーネクタイ・ノー上着を貫いている。仕事柄、コンサバな人たちと打合せをすることもあり、わざわざ相手を怒らせることもないと思うときは、ちゃんとした服を着ようと思うけど。それでもカジュアル・ジャケットにジーパンにネクタイという、中途半端な格好になる。このへんがホリエモンより根性がない(笑)。
 思い起こせば、ちゃんとした三つ揃いのスーツを着たのは、大学4年の就職活動の時期と、就職してからの2、3カ月間。それからはずっと、好きな格好をしている。
 根本的に、ネクタイやスーツは嫌い。スーツは囚人服、ネクタイは囚人の首にはめられた鎖だと思っている。ネクタイとスーツは、「自分は会社の奴隷です」という表明。
 私より年代が上の60年代、70年代安保の、少なくともあの時は自由を叫んでいた世代が、なぜいま、諾々と囚人服に身を包んでいるのか、理解に苦しむ。
 私はそれよりは若干下の、いわゆるフラワー・リボリューション世代だが、あのムーブメントの影響を思い切り受けたせいがあるかもしれない。
 自分の個性、能力、指向に拠り所見いだせない人たちが、自分の属する組織=会社に自分のすべてを委ねてしまう。だから暗黙のルールであるスーツ・ネクタイを着用することで(みんなと同じという)自分のアイデンティティを確認し、同時に心の平安も得る。でもそれって、悲しいし、情けないことじゃありませんか?
 町中で夏の暑い日に、暑苦しいスーツを着ているのを見るのは、それだけで暑苦しい。そしてつくづく、日本はまだムラ社会だ、と思う。隣の人と同じでないと、なんとなく不安になるという、理屈抜きの同調意識。それは自分たちと異質のものは、徹底して排除しようとする狭量な排他主義ともつながっていく。それが日本で、個性的な人材や突出した才能が育たない大きな原因ではないかとも思っている。

投稿者 cazy : 2005年04月20日 21:39

> カジュアル・ジャケットにジーパンにネクタイという、中途半端な格好
スーツ種族の方、こういうスタイルを見るとどう思いますか?
「ネクタイをしている=ちゃんとした枠組み内の服」なのか、
「仕事着にふさわしくないカジュアル」なのか。
ご意見聞きたし。

つまり、cazyさんが怒らせまいとした当の「コンサバな人たち」が“準スーツ”と評価してくれなかったら、普段と違う格好をしていった意味がないですよね?

10年ほど前、議員会館へ取材に行くときに、フリーライターの男性が事前に「やっぱりネクタイしていった方がいいでしょうか」と聞いてきたので、「ああ、その方が無難でしょうね」と答えた。
ところが当日の彼の服装は、ジーパンにスニーカー、柄シャツ(ストライプだったか)に、手にはくたびれたトートバッグ、といういつもの服装に、ニットのネクタイをプラスしただけのものだった。ちょっとびっくり。
正直言って、ヘンな格好だなあ、と思ったけれど、そういうのでもビジネスウェアとして「ネクタイしている、OK!」なのか。

投稿者 編集N : 2005年04月21日 19:48

「ネクタイをしている=ビジネスウェア」とは単純には言い切れませんが、そもそもヘンな格好になっては元も子もないですよね。
無理しなくていいんじゃないでしょうか?

省エネルックが人気が無いのは、格好悪いからです。

取材相手と取材内容にもよると思いますが、カメラマンのかたはネクタイをしていなくても、「そういう人たち」と了解されると思いますが、ライターのかたは、(想像ですが)相手によっては、そうもいかないのではないでしょうか?特に政治経済ネタの場合などは...

ジャケット+ジーンズ+ネクタイ。この組み合わせは、以前はTV局の制作現場で、頻繁にお見かけした記憶があります。TV局内では全く違和感がありません。その面子でスポンサーに行って打合せしているとジロジロ見られますが、嫌われることはありません。「さっき打合せしてたの誰?」「あっそう、TV局のひとたち」という具合に了解されます。

また、広告業界では、代理店はスーツ、制作会社はカジュアルな服装が多いです。
ただ、大手代理店がプレゼンする時の服装は、制作関係者も含めてスーツで行くのが慣例です。これは提案をスムーズに受け入れてもらうための戦略です。
かたや、制作者がスーツでスポンサーへ行ったとき、「制作者がスーツなんか着て!そんな格好だから、良いアイディアが浮かばないんだ」と言われた人もいて、見かけは結構重要なポイントのようです。

ちなみに、私は真夏でも長袖のシャツを着ますが、隣の女性社員は真冬どんなに寒くても半袖で、今は当然のごとく、ノースリーブです。

投稿者 男性A : 2005年04月22日 17:53

男性Aさんのご意見:
> 省エネルックが人気が無いのは、格好悪いからです。
に賛成。

でも、スーツにネクタイなら「格好いい」かというと、これまた疑問。

いわゆる「ドブネズミ」になっちゃっている人、
なんだか「七五三」みたいな人、
煮しめたような薄汚れたネクタイを首からぶら下げている人、
ブカブカな人、パツパツな人、
お腹のお肉がベルトの上にのっかっている人……。
            ↑
決して男性Aさんがこれらのうちのどれかだと
言っているわけではありませんので誤解なきよう。
むしろ、投稿のはしばしから、おしゃれなスーツ姿が想像できるのですが、個人的な意見としては、そういう人は少数派。
「格好悪いなあ」と耐え難い気持ちにならないのは、見慣れているからに過ぎないわけで。

まして真夏の暑い時期に「スーツにネクタイで汗だく」は、“がんばって仕事しているなあ”以上に、単純に“格好悪い”と思うんですよね。

格好よくて、快適(夏なら涼しい)で、「仕事をしている実感・よりどころ」ともなってくれる。そんな条件を兼ね備えた服装があるとしたら、何でしょう。
「こんなのなら、着てもいい」というご提案はないでしょうか。

投稿者 編集N : 2005年04月25日 14:49

そもそもどんな格好をしても汗だくになる日本の夏。もともと「裸でも暑い」という場合、ネクタイは暑さに関係ないはずなんですよ。長袖もそれほど関係ない。でも、上着は暑い。で、上着を脱いでネクタイだけの姿ってかっこ悪い(←これ、私だけの感覚でしょうか)。
そう考えると、涼しい上着かノーネクタイ・ノー上着かのどちらかなんでしょうけれど。
さらにそう考えていくと、夏なのに暑苦しい素材のスーツを平気で着ているファッションセンスのなさそのものが問題なのか。麻のスーツにネクタイなら「まあ、夏らしくて素敵!」なわけで……。

投稿者 辰巳渚 : 2005年04月25日 15:12

けっきょく、名称は「クール・ビズ」に決定したようですね。これがどこかのデザイナーの夏用ラインの名称なら「かっこいい」かもしれないが、お役所がからんだだけでダサダサに聞こえてしまうのは予想どおりか。

投稿者 辰巳渚 : 2005年04月29日 00:11

私は、男性ですが、仕事中は必ず、ジャケット、ネクタイを身につけています。但し、真夏で来客がない場合には、自分の事務所内でジャケットを脱ぐことがあります。
理由は、これらを身につけていないことが礼を失しているように感じられるからです。ノー・ジャケットの人には、他人の下着姿を見せつけられるような印象をうけることがあります。美意識の問題とも言えるかもしれません。

投稿者 クールベ : 2005年04月29日 22:49

服装は精神状態にかなり影響を与えているなあとは感じていましたが(着物を着ると急におしとやかになる。スーツを着ると背筋が伸びる。パンツスーツを着ると歩幅が大きくなるなど実感として)、男性のスーツはそれ以上ですね。根が深いという気がしてきた。日本人はやっぱり礼を重んじるのですね。
特にビジネスでは、失敗したくないという思いが強いんでしょうねえ。
白または無地の薄いワイシャツ生地だから下着感覚になるのでは?
半袖だけど、しっかりした生地で、ぺらぺらしていなければ、落ちつくのではないでしょうかねえ。この場合ネクタイはしてもいい気がする。まずは上着を脱いでも不安にならないためにはどうするかですね。制服ならばいいのかなあ。パイロットの夏服は半袖じゃあなかったけ。

投稿者 編集A : 2005年04月30日 10:57

なるほど。これは、(白い)Yシャツが下着姿に近い印象なのか、ノーネクタイ・ノー上着そのものがそうなのか、どっちなのでしょう。

投稿者 辰巳渚 : 2005年04月30日 10:57

ノー上着のネクタイ姿は中途半端な感じがします。これは私の個人的な好みだけではなく、やっぱりネクタイは上着とセットになって初めて活きてくるいるものだと思うんですよ。中途半端だから下着姿に思えるのでは? たしかに航空会社の夏の制服は、半袖にネクタイだとは思いますけど…。
上着を脱ぐなら、ノーネクタイでもサマになるシャツの方がふさわしいように思います。とは言ってみても、私も女性で肝心の男性からのコメントではありませんが。

投稿者 mogura : 2005年04月30日 21:40

最近はノーネクタイでもカッコいいと思えるスーツの着かたをTV等で見かけますが、
我々素人はどうしても「ネクタイ外してお仕事オフ状態」になってしまい、自分で見ても
「なんかだらしがない」と思えてしまいます。上着を脱ぐとなお更、脱ぎ途中の人みたいでカッコ悪いです。自分でもそう思うくらいだから、女性から見れば相当に変だと思います。
結局、仕事中のスーツ姿自体、相互コスプレ的な要素が非常に大きいので、
仕事中は相手の服装に合わせた方が浮かないし、面倒な詮索も避けられるし、
自分も相手も安心なんだと思います。
ホントはスーツなんて着たくないんだよー!
今はGW中なので、Tシャツ、短パンで過ごしてます。幸せ。

投稿者 XLH : 2005年05月02日 12:35

>相互コスプレ

名言です。85点!(いま、6歳の息子が連発するだじゃれに点数をつけるのが、我が家では流行っているのです……)。

みなさんの意見を見ていると、問題は暑い涼しいではないのね?つまり、夏だけの問題ではないのね? 夏だけ「汗だくでスーツ着ているのはかっこ悪いから、別のスタイルを考えたら?」というのは、なにかズレている、ということ?

投稿者 辰巳渚 : 2005年05月02日 12:59

>相互コスプレ
「失礼な感じ」というのは、「ちゃんとコスプレをしろ!」
(オレだってアムロのコスプレをしてるんだから、シャアの格好をしてこいよ、とか)ということなのかな。

映画「ザ・中学教師」の原作ともなった“プロ教師の会”の一連の著作では、
「教師はスーツにネクタイ姿であるべきだ」(動きやすいからといってジャージで生徒の前に立ったりしてはいかん)
と言っている。
その根拠を平たく言えば、「理屈で言えば、教師も生徒と同じ人間なのであって、生徒に教えたり命令したりする権利なんかないんだが、センセーらしいコスチュームを身につけることで、教える-教わるというプレイが成り立つ」(学校はそれ自体コスプレだ)ってこと。

この理屈から言うと、
「スーツを着続けるのは、仕事をしている“ふり”(本当はしていない)がバレるのが恐いから」
ってことになるんだが。

考えてみれば、あらゆる服装はコスプレと言っちゃえば多かれ少なかれコスプレなんであって、
「コスプレにすぎんだから、やめればいい」とはぜんぜん言えない。

でも、
>ホントはスーツなんて着たくないんだよー!
となれば、「コスプレだからそれを着るしかない」というのも困った話。もう少し突っ込んで、改善策を考えたいですね。

投稿者 編集N : 2005年05月02日 14:21

改善策というと、現状をどうにかしなければならないという雰囲気になりますが、
あれはコスプレであると同時に、土俵に上がる為のウェアでもある訳です。
つまり、「相撲で相手に勝ちたい」という気持ちを成就するには、まずマワシを締めよと。
ここでマワシがカッコいいか悪いか、生理的に受け付けるか否かは
あまり関係ありません。マワシの議論よりもまず相手にぶつかりたいと。
だからあのカッコ(マワシではなくスーツにネクタイです)は好きではないけれど、
勝負の土俵に上がる為の正装だ、と考えれば、自分で言っている程イヤではないのかも、と
これを書いていて思いました。
自分含め、世の男性が仕事でスーツ着ているのって、「なりふり構わず」って状態に近いと思います。
他の事に一所懸命でなりふり構わないから、暑苦しいし、ダサいんです。

投稿者 XLH : 2005年05月03日 15:06

スーツを夏にも着ているのは自律的選択ではなくこれまでの因習に基づいたもので、ノーネクタイノー上着は定着することはないと思います。(あるとすれば、たとえば米国で仮にそういうのが流行した上で輸入するぐらいかとww)
スタイルを年中崩さないスタイル、そういう姿勢にビジネスマンとしてもしくは「男」としての自制心を表現したり、読み取ろうとしているのではと思っています。リクルートスーツと同じじゃないですかねぇ・・・そう思います。「世間」からの一種の強迫観念では?

投稿者 とし : 2005年05月04日 17:27

要するに、夏でもスーツを着ている多くのビジネスマン「改善」したいとは思っていないのでしょうか。たとえば、「サラリーマン」という雇用形態を選択した以上は、自動的に一年中、スーツにネクタイを締めるものであって、それ以上は考えないでよしとするものなのか。

「夏にはノーネクタイ、ノー上着で」とうるさく騒ぐのは外野であって、内発的な声ではないのならば、とやかく言うのはよけいなおせっかいですよね。ましてや「着ていたい」ならなおさらです。

そう理解したうえでお聞きしますが、じっさいにそれほど暑くないんですか。というか、耐えられる程度の暑さなんですか。

投稿者 辰巳渚 : 2005年05月04日 21:14

ミラノのANZAIです。

人間、まずは外見です。僕は東京での大学生時代、スーツにネクタイでバーに酒を飲みに行くことを覚え、それを実感しました。バーテンの態度の違いに驚いたものです。

貴族の友人がトスカーナでオリーブの畑や豚を世話しているのですが、ネクタイにジャケットを着て、ちゃんと紐のある革靴を履いて作業しています。彼の家に泊まり、朝一番にそういう格好で食堂に来る姿をみて、僕はネクタイの意味が分かった気がしました。因みに彼は小さい頃から、食事は必ずネクタイをしめてとるようにと躾られてきました。

イタリアでは銀行員でもラフな格好をしていることが多いです。それは外見で信用を得る必要のない「向こう側」の人間だからです。スーツを着てネクタイをつけるのは信用のない客のやることです。ビジネスの場でも、お金にからむ話をする時、ネクタイをつける方が得です。もちろん良いホテルに出かけるときも、チェックイン時の洋服に気をつけた方が良いでしょう。だからドレスアップより、ドレスダウンの方が難しいのです。

Yシャツは第二ボタンまで外したほうがノーネクタイではサマになります。そのためにはYシャツは肌に直接着た方が良いのですが、日本の暑い夏に、こういう着方をすると汗がべたべたとして気持ち悪いということがありますね。尚、ボタンダウンなら第一ボタンだけでも良いと思います。

投稿者 ANZAI : 2005年05月06日 16:38

>イタリアでは銀行員でもラフな格好をしていることが多いです。
>それは外見で信用を得る必要のない「向こう側」の
>人間だからです

ああ、政治家が気軽に変な「省エネルック」ができるのは、服装で信用を得る必要がない人種だからなんですね。納得。

投稿者 辰巳渚 : 2005年05月06日 16:55

真夏の炎天下、営業マンが、シャツの色が変わるぐらい汗をかきながら、一軒一軒顧客を回る...暑くないわけはないし、耐え難いものです。汗びっしょりの営業マンが、玄関先に訪れたら、訪問されたほうも腰が引けるでしょうし、インターフォンごしに見えるその姿に恐れおののいて、ドアを開ける気にもならないでしょう。

そんなんじゃ、お客様に好感をもたれるための「上着+ネクタイ」も逆効果。でも会社の「決まり」で仕方ない。「真夏でも上着とネクタイ」族の多くはそんなところじゃないかなあ。暑さでぐったりしても、「どうにかしてくれ!」と会社には言わないだろうし、会社の目が届かないところで、なんとか「調整」しているんです。

一人一人の声ではなかなか会社は動かない。けれども、どこかの新進のサービス系企業が、「この夏、当社の営業マンは、有名デザイナーの手によるシャツでお伺いします」と脱ネクタイを発表したりして世間で話題になると、一気に脱ネクタイが他の企業にも広まったりするんでしょうねえ。

投稿者 男性A : 2005年05月06日 19:08

27歳男です。
最初の会社は派遣会社で、派遣先はラフな格好でもOKだったのですが、「派遣社員→礼儀正しく」という意識からスーツを着ていきました。結局夏でも。ただ、派遣先にスーツを着ていた人が多かったのですが、全然いなかったら僕もスーツじゃなかったと思います。
次の会社は社内規則でスーツ着用になってました。「お客さんがみえた時に職場を見られても悪いイメージを与えないように」という説明を聞きました。それ以外に、協働意識を持たせるような効果を狙ってたような感じもします。
今の会社では、職場の人にしてもクライアントにしてもネクタイが常識のような年代の人に会うことが多いため、「無難」にネクタイをつけています。

本音では、ネクタイは窮屈だからいらないなと思ってます。特に夏はやはり襟元開けて涼しくしたいとよく思います。
上着は、夏は暑くていらないし、冬は上着を着るとカジュアルなコートが似合わなくなって仕事用コートしか着れなくなるのがいやです。
ということでスーツ・ネクタイは夏でなくても好きじゃないです。社会人になってから今までコスプレだと思ってます。どうにも嫌なくらい気になった時は移動中とかネクタイを取ったりします。
他の人がノーネクタイ・ノー上着でも全然なんとも思わないです。

ただし、スーツだと毎日服の組み合わせを考えなくていいのが楽です。これが僕にとって重要ですかね。あと上着があるとシャツにアイロンかけてなくても隠せるという(笑)

あと、ネクタイをしてる方よりしてない時の方が男性はかっこよく見えるのは僕だけでしょうか?堀江社長なんて同じセンスでネクタイしていたら今より絵にならない気がするのですが。女性の方はノーネクタイの方がお好き?

投稿者 onoko : 2005年05月08日 21:13

27歳という若い方からの投稿で、なーるほど、と思いながら読みました。ちなみに、onokoさんはいわゆるビジネススーツ(ダークスーツ系)ですか、モード系ですか。それによってネクタイと上着の感覚も違うように思いますが。

女性というよりも辰巳としては、ネクタイをしているかどうかではなく、ちゃんと場と自分の個性に配慮したスタイルをしている男性は素敵だな、と思います。

イタリア在住のANZAIさんが書いておられたように、ドレスアップよりもドレスダウンのほうが難しく、きちっと(つまりだらしなくではなく)ドレスダウンできる男性はいいなーと思いますね。

投稿者 辰巳渚 : 2005年05月09日 20:58

体格がいい(筋肉隆々)人ならば、ポロシャツ姿が 様になります。 一方、日本に多い 貧相な身体つき の人は、なにか装いをしないと 貧相さ が目立ちます。それを隠すのが、ネクタイ
だったり、上着 なのではないでしょうか。 カジュアルルック
をするためには、先ず、自分の身体を作り直す 決意が必要だと考えています。

投稿者 菊池正郎 : 2005年05月10日 11:31

うーむ、菊池さんのご指摘もよくわかりますが、スーツであろうとポロシャツであろうと、同じような気がします。作家の塩野七生さんは、タキシードの似合う男はジーンズも似合う。だが、ジーンズが似合うからといってタキシードが似合うとはかぎらない、と言っておられました。
私はタキシードが似合えばジーンズも似合うし、ジーンズをかっこよく履ける人はタキシードもおのずから似合う、と思います。服って、着る人が自覚的に着ていると、おのずから決まる面がある気がします。

投稿者 辰巳渚 : 2005年05月10日 17:46

皆さんの熱のこもったご意見に、ついつい引き込まれて読んでしまいました。
男性って想像以上に、社会の中での自分の立場を常に意識して生きていらっしゃるのですね。大変だぁ~。
思うに会社員のスーツ姿というのは、組織の一員として誰からも後ろ指さされなくてすむ、もっともラクで便利な一種の制服なのじゃないでしょうか。女性としての私の願望としては、それに安住しないで、個人をアピールするもっとも簡単な方法として、自分の服装にはもっと気を配ってほしいですね。ネクタイに限らず。
生きのびるために必死だった世代の方々にとっては、着こなしのことまで考えている余裕と習慣がなかったのは分かります。でも今どきの若い世代の男性はオシャレな人も多いし、ノーネクタイの着こなしが難しい、などと謙遜されることもこれからは少なくなっていくのではないでしょうか。
ネクタイは、確かにジャケットと一対でないと格好悪いですよね。けれどノーネクタイでも、たとえばニュース・キャスターの鳥越さんのような印象の良い方もいますよ。要はどんな服装でも、センスの問題だと思います。ホリエモンが嫌われたのは、Tシャツ姿であるからというより、威圧的な言葉遣いや尊大な態度、それに着こなしという全体の印象からだと思います。たまたま気に食わない奴がTシャツ姿だったという、、、。嫌いな人間のすることなすこと何でも憎むという、そのパターンでは?
夏場のネクタイ姿は、見ているだけでも暑苦しいです。せめてBDシャツに薄手のパンツ、軽めのジャケットくらい着こなせる人になって下さい。

投稿者 addneko : 2005年05月13日 00:05

再び27歳です

辰巳さん
>ちなみに、onokoさんはいわゆるビジネススーツ(ダークスーツ系)ですか、モード系ですか。それによってネクタイと上着の感覚も違うように思いますが。

僕はビジネススーツです。そうですねモード系だと違うかもしれません。僕の先輩は営業でモード系です。確かに僕と先輩だと意識が違うかもしれません。「かっこよく仕事してやるぜ」みたいなのが先輩で、見た目重視かも。ネクタイの締め方とかも気にしてますし。
僕はスーツ系おしゃれに興味がなく、ラフさがウリのようなスタイルが好きなので。

他の方のを読んで思ったのは、僕が合わせてるのは、スーツ・ネクタイを着ることと仕事をきっちり一生懸命やることが直結してる上の人達の空気なのかもしれません。ネクタイしないだけで、不真面目と思われそうな感じはあります。
実際堀江社長についても、そういうことを言った上司がいました。態度と考え方が気に入らないだけでなく、格好自体も気に入らなかったようです。

着てる人の快・不快感でノーネクタイにしよう、ではなくて、意識とか見た目とか要望とかからなのが面白いです。

投稿者 onoko : 2005年05月15日 23:36

夕方のニュース番組で今年の国会はノーネクタイノー上着で室内温度を26度から28度にあげると言っておりました。(間違えてたらゴメンナサイ)いよいよ始まるのかしらと今から興味津々です。父親が昔言っていたことを思い出しました。「おじさんたちで旅行に言ったら私服はほとんどゴルフウエアみたいだった。」と。ネクタイと上着で安心してこれまでセンスを磨いてこなかった方たちがどのような装いをしてくるのかな。意外な政治家がきっちり着こなしていたりして。。。久しぶりに国会中継を見てみようかと思います。ふふ

投稿者 hazuki : 2005年05月17日 21:24

> 久しぶりに国会中継を見てみようかと思います。

昼間の国会中継TVが見られない方には、
インターネット上にこんなものがあります。

衆議院TV
参議院インターネット審議中継

参考情報でした。

投稿者 編集N : 2005年05月18日 15:00

妙なものを発見してしまったので、つい連続投稿。

英国式スマートネクタイ
「クール・ビズ全面支援商品」らしいですが、どうですか、日本の紳士の皆様。

投稿者 編集N : 2005年05月18日 23:05

英国式スマートネクタイ……。首周りがゴムになれば涼しい、ってことですか。そういう問題だったのか?

単に「ネクタイって結ぶのが難しいから困るんだよね」とか「結び目のところがすぐ傷むから困るんだよね」という人向けなら納得できるんだけど。

そういえば、昨日会った男性(推定60代)は、「カジュアルウエアは金がかかる」と言っていた。男性の多くには、そういう感覚があるんですか。

投稿者 辰巳渚 : 2005年05月19日 09:11

>首周りがゴムになれば涼しい
ってことではなくて、
「通勤はノーネクタイ、出社と同時に鞄からスマートネクタイを取り出してサッと装着。街中を(ノータイで)涼しく闊歩できます」
という意図らしい。
それはそれで「そういう問題か?」という感じですが……。

アメリカ映画でときどきインスタントタイ(結び目の裏にクリップが付いていて、ワイシャツの襟元にパチンと留める)が
出てきますが、あの方が涼しいでしょうね。

いちおう首の周りにまわすところが「英国式」なのかな?

投稿者 編集N : 2005年05月19日 09:59

地方から東京へ電車通勤している時は上着は脇に抱えてノーネクタイでした。会社は省エネなんていうものではなく、単にビルが古く空調が利かず、晩秋まで扇風機が回っているというお寒い?状況でしたからノータイをとやかく言う人や上着を着たまま仕事をしている人は皆無でした。取引先へ行く時は、直前でネクタイして上着羽織っていました。でもそういう社内環境に慣れていたので、取引先へ入った瞬間の高原のような冷涼な空気も、1時間程打合せすると、寒くて応えました。商談終わって外に出ても冷え切っているので、暫くの間はネクタイも上着も着けたままでした。現在は地方の会社へ移り、私服通勤でノータイです。また会社が仕事の効率と結果重視で、ネクタイや上着は関係ないところでよかったです。現在の空調設定温度は27度で足元が若干寒いです。

投稿者 通行人N : 2005年05月28日 15:11

私は男ですが、大人になって一度もスーツを着たことがありません。
夏になると汗だくでも上着を脱がず満員電車に乗る人たちを見ながら、自分がミミズや虫の詰め込まれたビンに押し込まれているような気分を感じていました。

彼らは「好き」で「便利」だから着ているのでしょう。
着ないととても「不便」ですよ、実際。

仕事してると「俺たちは着てるのに…」という僻みめいた視線は避けられません。
日本人的な感情に根ざしているのかもしれませんね。

投稿者 Y!ニュースからきました : 2005年06月01日 15:19

クールビズ初日、「ネクタイ派も根強く、霞が関の夏はまだら模様」だったらしいですね。
「逮捕されるまでネクタイは外しません」(上記記事より引用)
というのは、冗談にしてもすごい。

投稿者 編集N : 2005年06月01日 20:15

投票も締め切ったことだし、このへんでまとめてみましょう。

要するに、「お客と接する日は念のためネクタイ・上着着用、内勤(?)のときは涼しい服装でOK」あたりが、妥当な「新作法」なのでしょうか。
あくまでも「OK」であって、ネクタイを外したくないならしていてもまったく変ではない、ということ。

このテーマについては、ここで締め切ります。新しく「新作法」の提案テーマを立てたので、みなさんのご意見を。今までの議論と違って、「この考え方が新しい作法として認められるか」について意見をくださいね。

投稿者 辰巳渚 : 2005年06月02日 15:17